勝ちぐせの極意
あなたの内側に眠る可能性に気づき、人生の成功者になるための近道、ナポレオン・ヒル・プログラムの秘密に迫る!全14ページ。
最初に簡単なクイズ熱い湯の中にカエルを入れると、さてどうなるだろうそう、答えは「熱くてすぐに飛び出す」だ。
では、もう一問今度はぬるま湯の中に力工ルを入れ、徐々に熱くしていくとどうなるだろうか
なんと「ゆであがって死んでしまう」のである死に至るほどの熟さになっていることに気づかずに、飛び出すきっかけを失ってしまうからだ。マヌケなカエルと、あなたは笑えるだろうか
実はこのエピソードには、人生の重大な教訓が含まれている「ぬるま湯」を、あなたの今の生活環境に置き換えてみてほしい。少しずつ熱くなっているのに気づかずに、のんびり浮かんでいないだろうか湯の温度があなたの内側にある大切ななにかを蝕んで、死に至らしめるまで。
まして日本経済という社会環境は、確実にその温度を上げ、厳しさを増しているそれでもあなたは現状に甘んじて、そこから抜け出そうと思わないだろうかぬるま湯を飛び出し、生き残るには、あなた自身の決断と勇気が不可欠だ
現状のぬるま湯を飛び出し、成功者になる人と、ぬるま湯にひたり続けて敗者になる人とでは、決定的な違いがあるここでひとつ、面白いエピソードをご紹介
テネシー州メンフィスのクラレンス・ソンダースはなんの変哲もないちっぽけな食料品店で店員をしていた。当時、ビュッフェ式の新しいレストランが人々の間で人気だったので、彼はふと思いついた「あのレストランと同じように、店の棚にある商品を、客に自分で選ばせたらどうだろう」。当時の食料品店は、客が欲しい品物を店員に告げて、カウンターの奥から持ってきてもらい、気に入れば購入するというやり方を取っていたのだ。「この新しい」方式にすれば、客はもっと気楽に商品を選へるし、手間がかからない。自由な雰囲気で、人気もでるに違いない」。このアイディアをさっそく店主に話すと、意外にも店主は、くだらないアイディアで時間を無駄にしたという理由で、彼をクピにしてしまったのだ
そこで彼は意を決し、自らアイディアを実践するため、四年間資金をため、自分で事業を始めた結果は大当たり。彼はわずか数年で四〇〇万ドルもの収益を上げたのである
その後、店は「ピグリー・ウィクリー・食料品店チェ-ン」となり、そのコンセプトは現代のスーパーマーケットに引き継がれているあの時、彼をクビにした店主のように、現状に甘んじていればどうなっていただろう
ここ日本でも同じだ本田技研工業の創立者、本田宗一郎は「アメリカに勝つなんて無謀だ」という周囲からの冷笑をよそに、日本独自の技術で国産のエンジンを造るという夢を実現し、世界のホンダを築いたのだ
彼らに共通していたはPMA=Positive Mental Attitudeつまり「積極的心構え」今風に言えばボジティブ・シンキングである。あらゆる逆境を乗り越える単純かつ不可欠の要素であるが、しかしこれを維持することは意外に難しいのだ